Monday, February 19, 2007

手術の日に。。。

とうとう12月29日がやってきてしまった。。。。といってももう2月も末なので2ヶ月近く前の話なのだが、手術の話に入る前に、あの夏の旅行以来半年近くCafe Carolina休業してしまったことの言い訳けをしなければならない。カメラの調子が悪かったのもあったのだが、忙しさにかまけてしまったことが大半の理由だろう。なんとかいっているうちに、Thanks Givingがやってきて、あっという間にChristmasがやってきてしまった。Thanks Givingあたりからだろうか、主人は首から肩にかけてだるさや肩こりの重症になったような症状を訴え始めた。肩をもんだり、マッサージャーで暇さえあれば痛みを和らげようとしてみたが、一向によくならなかった。「お医者さんに言ってみてもらったら?」と何度か言っては見たが、「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」の一点張りだった。12がつの中旬になってから歩き方が足を引きずるような状態になって、彼もちょっとあせったのだろう。医者に行くことに同意してくれた。それは確かクリスマスの一週間前だったと思うが、行きつけの医者に行き症状を説明しただけで、お医者さんはすぐにMRIをするようにと薦められ、早速次の日に予約をとった。MRIの結果はその日にわかり、医者から電話がかかり、かなりシリアスなのですぐに神経の専門医に見てもらうように告げられ、専門医とのアポをとった。医者にみせたところ、かなり軟骨がつぶれ神経を刺激しているのですぐに手術するように薦められた。明日はどうか、といわれ、クリスマスはバージニアへ行くことになっていたので、クリスマス後の29日に手術を変えてもらった。クリスマス後はずっと会社を休み、いよいよ手術日を迎えた。手術は朝の7時半からと予定されていたが手術前の準備があるので5時半に入った。早速カーテンで分けられた小部屋にあるベットに寝かされて血圧などの検査が始まった。7時ごろになると麻酔の専門医が挨拶しに来て麻酔は手術室で行われると伝えた。時間が来て彼は手術室へと運ばれていった。彼の話しだが、運ばれているうちに意識を失ってしまったといっていた。手術室がどんなだったかとか、全然覚えていないらしい。私と唯はカフェテリアで朝食をとってから待合室に行き、約二時間うとうとしながら医者が来るまで待ち続けた。心配はあまりなかったが、手術中に間違えがおきないことだけを祈り続けた。
9時半ごろだったろうか、担当医のDr. Poisikがスタスタとやってきた。「手術はとてもうまく行きましたし、御主人もだいじょうぶですよ。と告げた。まずは一安心。手術が無事に終えられたことを感謝した。その後、病室へ行ったところ、ちょうど麻酔から彼がさめるところだった。それが上の写真。意識は朦朧としていて目を開けるのもやっとのようだった。腕には点滴がつながり、鼻には呼吸器が付けられていた。調度のどの近くの首から切った後があり、顔半分と首は腫れていた。あまり見たくないかも知れないけど、首の切り口の写真をとったのでお披露目することにする。いかにも痛々しい。。。顔色も血の気がないようだった。一時間ほどしてから、意識もだいぶしっかりとしてきたのか、朝から何も食べていなかったので、お腹が空いたとという一言を聞いて安心した。看護婦からのどが腫れて物を飲み込みにくいので流動食にしたほうがいいといわれたので、飲み物や、スープみたいなものを飲んだが、彼のお腹は満足しなかったらしい。しばらくしてから病院食が出たが、痛み止めで痛さがなくなっていたのも助けてすべて平らげてしまったのでびっくりしてしまった。とにかく、その日は病院に滞在することになった。食事を終えてから、彼は疲れたようで、寝てしまった。彼が寝ている間に、お祈りしてもらっていたみんなに電話をかけて、無事に終えたことを伝えた。なんせ、家族で病院にお世話になったことは私が唯を生んで以来なかったので、上へ下への大騒ぎだった。そんな中で、私が病院に泊まることになったことを聞いた唯は泊まるのに必要な着替えなどをそろえて病院まで届けてくれたりしたのを見て、主人と成長した唯をみて「頼もしくなったね。」と二人で話し合った。
多くの人たちから祈られ、メールや電話で励ましの言葉をいただいたことは本当に感謝だった。人間は本当に一人では生きていけないんだと実感した。お互いに励まし、励まされながら生きているんだということを知ると、生きていることはすばらしいことなんだな、と思った。また、普段健康だった主人が突然手術となり不安な思いがよぎったりして複雑な思いがあったが、神様が私たちをしっかりと支えてくださり、平安を与えてくださっていたことも感謝なことだった。2ヶ月たった今、手術跡もだんだんと目立たなくなってきている。しかし、神経をかなり刺激されていたので痛みはないものの、いまだに痺れを感じたり、まだ多少足を引きずって歩いているのは続いている。ドクターの話によると、人によって異なるが、大概完治することの保障はできないらしいが、80%~90%よくなるまでには半年くらいはかかるのが通常らしい。ま、何はともあれすべて終えられてことを神に感謝したい。

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