

9時半ごろだったろうか、担当医のDr. Poisikがスタスタとやってきた。「手術はとてもうまく行きましたし、御主人もだいじょうぶですよ。と告げた。まずは一安心。手術が無事に終えられたことを感謝した。その後、病室へ行ったところ、ちょうど麻酔から彼がさめる
ところだった。それが上の写真。意識は朦朧としていて目を開けるのもやっとのようだった。腕には点滴がつながり、鼻には呼吸器が付けられていた。調度のどの近くの首から切った後があり、顔半分と首は腫れていた。あまり見たくないかも知れないけど、首の切り口の写真をとったのでお披露目することにする。いかにも痛々しい。。。顔色も血の気がないようだった。一時間ほどしてから、意識もだいぶしっかりとしてきたのか、朝から何も食べていなかったので、お腹が空いたとという一言を聞いて安心した。看護婦からのどが腫れて物を飲み込みにくいので流動食にしたほうがいいといわれたので、飲み物や、スープみたいなものを飲んだが、彼のお腹は満足しなかったらしい。しばらくしてから病院食が出たが、痛み止めで痛さがなくなっていたのも助けてすべて平らげてしまったのでびっくりしてしまった。とにかく、その日は病院に滞在することになった。食事を終えてから、彼は疲れたようで、寝てしまった。彼が寝ている間に、お祈りしてもらっていたみんなに電話をかけて、無事に終えたことを伝えた。なんせ、家族で病院にお世話になったことは私が唯を生んで以来なかったので、上へ下への大騒ぎだった。そんな中で、私が病院に泊まることになったことを聞いた唯は泊まるのに必要な着替えなどをそろえて病院まで届けてくれたりしたのを見て、主人と成長した唯をみて「頼もしくなったね。」と二人で話し合った。

多くの人たちから祈られ、メールや電話で励ましの言葉をいただいたことは本当に感謝だった。人間は本当に一人では生きていけないんだと実感した。お互いに励まし、励まされながら生きているんだということを知ると、生きていることはすばらしいことなんだな、と思った。また、普段健康だった主人が突然手術となり不安な思いがよぎったりして複雑な思いがあったが、神様が私たちをしっかりと支えてくださり、平安を与えてくださっていたことも感謝なことだった。2ヶ月たった今、手術跡もだんだんと目立たなくなってきている。しかし、神経をかなり刺激されていたので痛みはないものの、いまだに痺れを感じたり、まだ多少足を引きずって歩いているのは続いている。ドクターの話によると、人によって異なるが、大概完治することの保障はできないらしいが、80%~90%よくなるまでには半年くらいはかかるのが通常らしい。ま、何はともあれすべて終えられてことを神に感謝したい。
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