
この家には2年くらい住んだだろうか?私の両親も、主人の両親も尋ねてきた。この頃主人はエベネーザー・ウェルカム・バプテスト教会でミュージック・ミニスターをパートタイムで奉仕していた。唯は幼稚園、私は日華USAというケミカルの会社で研究所のアシスタントの仕事が決まり、家から60マイルの距離だったが仕事が与えられたことは感謝だった。唯を主人が学校が始まる前に、幼稚園に連れて行き、私が、仕事が終わったら迎えに行くというパターンだった。大変だったが、一生懸命でなにか楽しかったし、充実していたような気もする。あの頃自分は信仰熱心だと思っていたけど、今考えると、文句ばかり言って、感謝することを怠ってしまっていたのだと思う。車を2台買ったが、私は遠出をするというので、割とましなシボレーのサイテーションという車で、主人の車は一応トヨタだったが、錆びだらけのステーションワゴンで500ドルで近所の人から買ったが、いろいろ直し、直し、結構調子よく走っていた。車の廃棄のにおいがちょっときになったけどね。この車もしばらく乗ってから、学生に格安で売ったが、売れるからすごいと思った。だって、ぼろぼろなのに、学生には関係ないんだね。
この家の一番好きなところはポーチ。このポーチで週末など休んでいると、道々走っていく車が挨拶していく。始めはなれなくて、主人の知っている人かと思って、何度も「知ってる人?」って聞いたりした。さすがサウス。会った人には挨拶誰でもするんだよ。フレンドリーでいいよね。この家に住み始めてから雑種の犬を飼うことになった。名前はクッキー。新聞で見つけたフリーの犬。たくさんいる中から、一番おとなしい犬をもらってきた。思ったとおり、賢い犬だった。でも、思春期を迎えたときに鎖をつけたまま、抜け出したり、他の犬が遊びに来ていたりしたかとおもったら、案の定、9匹の子犬をしばらくして産んだ。どの子犬もみんなかわいかったが飼いきれないので、新聞にフリーでだしてアダプトしてもらった。何匹かは私の会社の人にアダプトしてもらった。子犬がいなくなってから、クッキーはみんなどこに行ったのか、探している姿が、今でもまぶたに浮かんでくる。。クッキーには酷なことをしてしまったね。
もっともっと、たくさん思い出はあるけど、書ききれないのは残念だ。また、いつか思い出しながら書いてみたい。 その4ではちょっとスキップしてサウスカロライナで一番最後に住んだ家を紹介することにする。
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